新宿御苑駅周辺は、住所が「新宿一丁目」であることからもわかるように、世界有数のゲイタウンである新宿二丁目が近い。
当然、昼間から女装した男性に出会うことも多い。
今日、駅前のサンマルクカフェでコーヒーを飲んでいたら、地元に住んでいると思われるヤンキー主婦の集団が入ってきた。彼女達も駅前で女装のオジさんに遭遇したらしく、口々に「キモい」「迷惑」「死ねばいいのに」などと不満をぶつけていた。
でも、ちょっと待って欲しい。
どちらかというと彼らが先住民で、キミらは後からやってきたのではないか？
この辺に住むということは、新宿二丁目に近いということを了解した上で住んでいるのではないか？
もし知らなかったとしたら、どんだけ情弱なの？って話ですよ。
で、今日の本題。
いま、マツコとキョンキョンと泰造が出演している「Tokyoイゴコチ論争」というCMがある。これは新宿二丁目からほど近い富久町にTomihisa Crossという超メガマンションを作るプロジェクトだ。
このマンションの最寄り駅は新宿御苑前か新宿三丁目になる。どちらの駅に向かうにも、必然的に新宿二丁目に近い場所を通る。
そうすると、今日の主婦達のように、見たくなかった光景をいろいろ見ることになる人が増える。
彼女達は新宿二丁目の住人を見て、きっと不快感を表すだろう。でも、先ほども書いたが、このエリアは彼（彼女）らのほうが先に、人目を避けてひっそりと暮らしていた場所なのだ。
つまり富久町に住むということは、二丁目とは無縁ではいられないということ。この辺は赤線、青線と呼ばれていた非合法の売春宿があった地域で、昔から性的に乱れていた地帯だ。
また、歌舞伎町にも近く、歩いて帰れる距離という理由から水商売の女性のベッドタウンでもある。
朝方、仕事帰りの酔った女と怖い系の男がいちゃついたり、時には怒鳴り合いの喧嘩をしてる光景なんて日常茶飯事だ。
さらにコリアンタウンも近いので治安もよくない。子供の教育を考えると、決しておススメ出来る場所ではない。
極端に言えば息子が性犯罪に巻き込まれる率や、娘が歌舞伎町で悪い男に引っかかってクスリ漬けにされる率、酔っぱらいが地面でゲロを吐いて寝ている率が他の地域に比べて高いということだ。
ちなみにこのマンションのCMにマツコを出しているのは、いろんな人たちがいても不思議な街ではないですよということを暗に示しているのではないか？
引っ越した後に土着の文化や性質を知って後悔することがないよう、自分が住もうとしている街のことは事前にきちんと調べよう。
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